iTunesが終わるってホント?
WWDC2019にてiTunesの終了が発表されました
iTunesが終了するというニュースを耳にしたことはありませんか?
パソコンとiPhoneをつなぐ重要なソフトがなくなるといわれると「困ってしまう」と思いますよね。結論から言うと心配はありません。今回はこのiTunesの終了についてお話します。
2019年6月4日に開催された「WWDC 2019」(Appleが開催する開発者向けイベント)内で10月8日にリリースされるmacOS CatalinaよりiTunesが搭載されないと発表されました。
macOSのiTunesは4つの専用アプリに整理分割
macOS Catalinaにアップデート後ではiTunesの「メディアライブラリ」が「Apple Music App」「Apple TV App」「Apple Books App」「Apple Podcast App」の4つの専用Appに整理分割されます。
iTunesが終了するのは新しいmacOSが対象であり、Windows版のiTunesに関しては存続します。
メディアの種類ごとに専用の App が登場
macOS Catalina では、音楽、ビデオ、Podcast、オーディオブックがそれぞれ専用の App (Apple Music App、Apple TV App、Apple Podcast App、Apple Books App) に整理されています。iTunes Store で購入したコンテンツもこれらの各 App からアクセスできます。
Windows をお使いの方は、これまで通り iTunes for Windows を使ってメディアライブラリを管理したり、コンテンツを購入したり、iPhone、iPad、iPod touch を手動で同期・管理したりできます。
MacとiPhoneの同期・バックアップはFinderで
新しいmacOS Catalinaからは、finderでパソコンとiPhoneの同期ができるようになります。
iPhone、iPad、iPod touch の同期や管理には Finder を使う
iPhone、iPad、iPod touch のバックアップ、アップデート、復元は、場所を変えて Finder で行うようになりました。デバイスを Mac に接続すれば、Finder のサイドバーに表示されます。また、デバイスにファイルを簡単にドラッグアンドドロップできます。
Windowsの人はこれまで通りiTunesを使ってバックアップを取ることができます。
一方Macを使ってる人はFinderでバックアップ等のデータ管理をするようになります。
Macではソフトは変わってしまいますが、これまで通りパソコンとiPhoneを同期・バックアップすることができますので、ご心配なく。